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認知症サポーター養成講座を開催

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 12月18日(火)に紫波町総合福祉センターにて「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

 この講座は、傾聴ボランティアしわと傾聴ボランティア養成講座修了生を対象に開催しました。紫波町社会福祉協議会の職員も知識向上のため参加し学びました。

 講師は、グループホーム・ゆいっこ 管理者 作山 幸雄さん。まずは、認知症に関するデータの紹介として、2025年には、予備軍も含めると3人に1人が認知症であるとのお話しでした。

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 ← 講師 グループホーム・ゆいっこ 管理者 作山 幸雄 氏

 

 認知症のイメージは悪く、不安に思うことが多いですが、笑顔と成功体験が大切であるとのことでした。認知症の方も1人の人間であることを忘れずに、まず、安心感を与え、そして、自尊心を忘れないように接することが必要であるとのことでした。

 つづいて、認知症地域支援推進員である北田昭子さんから、この認知症サポーター養成講座を受講すると渡されるオレンジリングについて説明をいただきました。このオレンジリングは、認知症サポーター養成講座を受講し認知症の人やその家族の応援者となった証です。特別なことをする必要はなく、地域で見守る存在であってほしいとのことでした。認知症の人や家族は、どうしても、家族内で悩みを抱え込んでしまいます。また、認知症の人は、一番、近い存在に辛く接する傾向があると言われています。悩みを軽減するためにも相談してほしいとのことでした。

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 ← 講師 認知症地域支援推進員 北田 昭子 氏

 

 認知症サポーター養成講座は、小中学校でも開催しているとのことでした。

 講座終了後、講師に質問する参加者も多く、認知症は、ひと事ではなく身近な問題であることを実感しました。

 

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