障がいのある人が普通に暮らせる地域づくり
5月10日(金)、紫波町情報交流館にて第15回紫波町子ども拡大ネットワーク会議が開催されました。会議の内容は、「紫波町自立支援協議会について」と題し、紫波町健康福祉課の金子さんと橋本さんから説明をいただきました。紫波町社会福祉協議会では、今回、職員の知識向上を目的に職員研修会として参加しました。
紫波町自立支援協議会は、平成31年4月に立ち上がった協議会で、情報の共有、ネットワークの構築、支援体制の整備という3つの役割があり、地域の共生社会の実現のためのしくみであるとのお話でした。まだ、スタートしたばかりですが、自立支援協議会の目的である障がいのある人が普通に暮らせる地域づくりのため進めていくとのことでした。
←紫波町健康福祉課の金子さんと橋本さん
←参加者は、町内外の施設関係者など約50名
この『紫波町子ども拡大ネットワーク会議』とは、あれんとが主催しており、紫波町の子どもたちに関わる地域の医療、教育、福祉等の関係機関がつながって切れ目のない支援を行うために開催されています。
『あれんと』とは、紫波の子育てを支援する会で、発達障がい児の子育てで悩むご家族が増えている現状を踏まえ、平成26年3月から医療・教育・福祉の関係者が連携し活動を行っている団体です。
今回の会議のなかで、「ヘルプマーク」の配布についてお知らせがありました。
みなさん、ヘルプマークって、聞いたことありますか?
ヘルプマークとは、東京都発祥のマークで、難病、内部障がい、義足や聴覚障がいなど、外見ではわかりづらくても、援助や配慮を必要としている方が身につけることで、援助等を得やすくなるよう作成されたマークです。5月27日(予定)から紫波町役場において希望者に無料で配布されます。
← 配布の際に、簡単なアンケートにご協力をお願いします。
約1時間30分のお話しでしたが、学ぶこと、情報がたくさんあり、有意義な時間となりました。また、参加者は、日頃、福祉に携わっている方々だったので、情報交換・共有の時間ともなりました。