令和元年度福祉支援事業が終了しました
紫波町共同募金委員会で行っている助成事業の「福祉支援事業」。令和元年度で7回目となります。今年度までで延べ58団体、総額2,589,000円(1団体 上限50,000円)となりました。
令和元年度は、11団体 496,000円の助成でした。各団体の事業内容について紹介します。
なお、令和2年度の募集は終了しました。令和3年度の福祉支援事業については、令和2年3月から申請を受け付けする予定です。募集の際は、社協だよりなどでお知らせします。
●オレンジの会(重度身体障がい児の親の会) 助成額46,000円[内容:講演会]
重い障がいのある子ども、人たちの地域生活を豊かにするために活動されている一関市「ぽけっとの会」の二組の親子をお招きし、講演していただきました。社会とのつながりを持ち、様々なことにチャレンジを続けているお話に、たくさんの刺激を受けました。講演後の視線入力体験は、とても貴重な機会となり、様々な方とつながることができました。募金に協力いただいた皆様、ありがとうございました。
●あさひ会館(日詰地区) 助成額50,000円[内容:テーブル、椅子整備]
区住民の高齢が進み、膝痛や腰痛を訴える人が多い中、会議は低いテーブルと座って行うことがほとんどでした。区の財政上、高さのあるテーブル等を揃えることが難しく、今まで何とか凌いできましたが、助成金をいただき、ようやく揃えることができました。住民皆喜んでおります。今後は、会議ばかりではなく公民館での催しに対しても参加率が上がると思います。
●権現堂長寿会(志和地区) 助成額40,000円[内容:座椅子整備]
座椅子を整備し、地域活動への参加者が増加しています。
●ききょう会(長岡地区) 助成額50,000円[内容:調理器具の整備]
高齢者を集めて「お楽しみ会」を開催すると一番の楽しみにしているのが食事です。参集者が増えてきて、お手伝いする人の自宅で作ってくるのが限界になっていたので、今回の事業で調理器具を購入することができ、大変、助かりました。お手伝いする人も活動しやすく、お楽しみ会だけではなく公民館を利用する皆さんに喜ばれています。ありがとうございました。
●協同組合紫波町ポイントカード会 助成額50,000円[内容:子育て支援事業]
協同組合紫波町ポイントカード会は、平成27年度より子育て支援(イエローサポート)事業に取り組んでいます。この事業は、町内全小中学校に設置している専用端末機に、ICチップ入りの「平太くんお守り」をかざすと、あらかじめ登録している保護者の携帯電話やスマートフォンに瞬時に送信されるシステムです。保護者は子どもの帰宅時間が推測でき、下校時の見守りやお迎えなどに活用しています。特に、小学校に入学したばかりのお子様をお持ちのご家庭は、離れていても下校時の時間が把握でき、安心して働ける環境づくりの支援になっています。中学校でも、帰宅時間が遅くなったり、迎えが必要な時は瞬時に連絡が取れ、評価が高まり利用者が少しづつ増えてきています。また、お守りをかざすことによって1日1回1ポイントをプレゼントしています。このポイントは1ポイント1円に換算でき、お買い物や温泉券交換など様々な利用ができます。是非、ポイントをためてお買い物にご利用下さい。ポイントカード会では常に地域と密着した事業を考え、ともに住みよい町づくりを目指しています。
●桜町北通り公民館(赤石地区) 助成額50,000円[内容:椅子整備]
座卓用の椅子を購入したことにより、足腰に痛みをかかえる高齢者がくつろいで集まりに参加できるようになりました。いこいの家で身体を動かすゲームなどを行った後のおやつタイムも、以前より時間が長くなりゆっくりと楽しめていたようです。
●紫波町ボランティア連絡協議会古館支部(古館地区) 助成額50,000円[内容:被災者支援事業]
平成28年の台風10号にて甚大な被害を被った岩泉町の復興の現状を視察し、復興に取り組んできた状況をお伺いしました。
●野上集会所(彦部地区) 助成額34,000円[内容:たたみ整備]
地域の集会所建物の中に美化に敷かれた和室が話題になり笑顔になっています。赤い羽根共同募金による福祉支援事業に感謝します。ありがとうございました。
●吉水支え愛クラブ 助成額47,000円[内容:椅子整備]
福祉支援事業により椅子を購入しました。膝や足の痛みのあるみなさまに活用いたします。
●上久保松鶴会 助成額49,000円[内容:座椅子整備]
以前から念願であった事業計画が、福祉支援事業のおかげで完了し役員はじめ、皆、満足しています。また、利用者は、80代後半の年代も多く腰痛の関係で行事参加に躊躇していた後期高齢者も、お互い、誘い合って参加者が増えています。
●ひよこひろば 助成額30,000円[内容:バス遠足]
青空と雄大な岩手山を目の前にして、小岩井農場で走り回って遊んだひとときは親子共々すがすがしい時間でした。