誰もが安心して暮らせる福祉でまちづくり  社会福祉法人 紫波町社会福祉協議会

事業について

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1運営方針

(1)国が制定した障害者虐待防止法(平成24年10月1日施行)、障がいのある人もない人も共に学び共に生きる岩手県づくり条例(平成23年7月1日施行)を踏まえ、「けやき学園倫理綱領」で提唱している個人の尊厳、人権の擁護及び社会参加への促進を基本とした支援を実施する。

(2)利用者一人ひとりの可能性を伸ばし、自立を促す「日中支援、生産活動の場」を提供する。

(3)利用者と保護者の意向を尊重し、中・長期展望に向けた事業の展開を推進する。

(4)健康を重視し、信頼性と安心感が期待される事業所運営を確立する。

2 重点目標

(1)利用契約に基づき、利用者本位のアセスメントと個別支援計画を策定して適正な支援に努める。

(2)工賃増額実現のため、販路拡大に努め、生産活動の展開を積極的に進める。また、生産活動体制の見直しに努め、働く環境を整えることに主眼をおいた支援に努める。

(3)障害者自立支援法の下、就労継続支援事業所として、利用者の実情に沿ったサービス提供に努め、施設整備を推し進める。

(4)紫波町、生活支援センター、民生委員、嘱託医、他の事業所、社協本部、その他の関係機関と連携し必要なサービスの提供を行う。

3 倫理綱領

前文

知的障がいのある人たちが、人間としての尊厳が守られ、豊かな人生を自己実現できるように支援することが、私たちの責務です。そのため、私たちは支援者のひとりとして、確固たる倫理観をもって、その専門的役割を自覚し、自らの使命を果たさなければなりません。

ここに倫理綱領を定め、私たちの規範とします。

1.生命の尊厳

私たちは、知的障がいのある人たちの一人ひとりを、かけがえのない存在として大切にします。

2.個人の尊厳

私たちは、知的障がいのある人たちの、ひとりの人間としての個性、主体性、可能性を尊びます。

3.人権の擁護

私たちは、知的障がいのある人たちに対する、いかなる差別、虐待、人権侵害も許さず、人としての権利を擁護します。

4.社会への参加

私たちは、知的障がいのある人たちが、年齢、障がいの状態などにかかわりなく、社会を構成する一員としての生活がおくれるよう支援します。

5.専門的な支援

私たちは、自らの専門的役割と使命を自覚し、絶えず研鑚を重ね、知的障がいのある人たちの一人ひとりが豊かな生活を実感し、充実した人生がおくれるよう支援し続けます。

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